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 女偏 離婚騒動
 
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6年の不倫を経て、ついにFちゃんが結婚してくれと言い出した。
素直に、家内に打ち明けた。朝方まで言葉少ない会話の時があった。「別れてもいいよ」「だけど舞ちゃんのことは考えて言ってるんでしょうね」「舞ちゃんがいちばん辛い立場に立って、これからの人生でそれを引きずって生きることを考えたでしょうね」「私のことは心配いらないよ」「私はどんなことでもするから、別れても大丈夫よ」「ちゃんと舞ちゃんを育てる」..
.........。

これを聞いた時、偉いやっちゃと思うと同時に俺があさはかだったと気付いた。そして翌日、Fちゃんと別れる決心をした。家内には誰と別れるとも一切言わなかったが、様子で分かったのだろう。その夜以降、今日まで一切、事の顛末の話はしていない。

Fちゃんに別れるって言ったらふて腐れたが、俺の決意が固いと知るや、一転して愛人で良いと云い、それからも関係は続いたのだ。

Fちゃんと別れるとき、積み立てていた貯金はあげるって言った。350万になっていたが、惜しいとは思わなかった。別れて二年後にFちゃんは結婚し、直ぐに子供を生み、子を連れて会社へ来た。

今は関西に住んでいて二人の子供がいるってMちゃんから聞いた。Fちゃんも会いたいと云っているらしい。

小学六年の時に住んでいた安アパートのヌシみたいなお婆に云われた事がある。「あんたはお金も女も不自由せんと顔に書いてある」と。

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