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 体の運動 ヨット

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舞鶴に住んでいた頃、伝馬船を漕がせてもらう機会が何回かあって、見よう見まねで上手く船を操れた記憶は脳裏から離れない。

会社の独身時代に豊田君という同僚の兄が琵琶湖にガルーダというモーターボートを持っていて、何回かそれを借りて遊んだことがある。
朝霧の琵琶湖を彼女を乗せて突っ走るのは素敵だった。水上スキーもなんなく乗れた。だけどモーターボートを買ってまで欲しいとは思わなかった。

力を借りない伝馬船ではないが風で走るヨットが欲しいと思っていて、ある時麻雀で三ヶ月連続20万勝ったらヨットを買うと宣言したことがある。

一ヶ月目は23万の勝ち、二ヶ月目も22万の勝ち、さてと意気込んだ三ヶ月目は19万だった。連続して勝てないときの罰則を実行した。ひとつは麻雀仲間全員をステーキハウスに招待し、好きなだけ飲み食いして騒ぐこと。もちろん払いはカトケン。いやあ、楽しかったですよ。

二つめの罰則。当時私は口ひげを蓄えていた。似合っていたかどうかはご想像におまかせしますが、本人は気に入っていた。で、その口ひげの半分を剃って三日間通常どうりの生活をすることが罰則。これが笑いと上司の怒りを買って辛いこと辛いこと。分かるでしょ。

というわけでヤマハのディンギーは夢と化す。

ヨットを買ったのは48歳の時。山科の自宅を売った金を年利10%近いワイドを買っていて満期の五年目に通知を見て驚いた。なんと倍の一億近くになっていた。喜び勇んでポルシェとヨットを買ったわけ。

初代ヨットはフランスはベネトウ社の24フィート。船室にはベッドもある綺麗な中古だった。これに若い娘を乗せて琵琶湖を走ると楽しかった。免許はヨットを買ってから試験を受けた。

この船遊びが当時のストレスフルな仕事の息抜きにもってこいで、ヨットから下りるとワインを呑み散らかしたものだ。何処がスポーツやねん。

そのうちにヨットのディーラーがねらいを定めて上級艇を売りつけに来た。案の定はまってベネトウ社の35フィートの新艇を買った。新艇はそれはそれは綺麗だし操船もラットだし、もったいないくらいでした。

これで、社員達家族も乗せて随分遊びましたね。降りるとワインを呑み散らかすのは変わらず。何処がスポーツやねん。

ディーラーは私の羽振りが良いのに目を付けて三艇目を売りに来た。ベネトウ社の40フィートセンターコックピット。さすがに断ったが何度も足を運んできて、午前中に諦めて帰った後、コンビニ弁当を買ってきて出直してきましたって.....。

今乗っている船がこれです。船室は二部屋の寝室とそれぞれにシャワートイレ。真ん中には皆で遊べるリビング。キッチンはガスオーブン、電子レンジ冷蔵庫何でもあります。船室は冷暖房。操船はオートパイロット。こんな物に乗って何がスポーツかいな 。


招待する方全てが言いますよ。最高に気持ちがよいと。
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