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 入院 くも膜下出血

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2003年9月24日に通信簿に書いた内容そのままです。

とうとう起きてしまいました。昨日80kmの鯖街道に向う折、出発して2.5kmの琵琶湖大橋付根の交差点手前で、車道から歩道へ移動中、後ろを走る相方が「ぎゃー」と言って、ドンーと尋常でない音がして振返ると、歩道で自転車の下敷になっていて体が微動たりしていないのです。普通は「ぎゃっ」と言ってガシャンの後、「ピーチクパーチク」喋るのですが..。

駆寄って見ると目は閉じたまま、声をかけても何の反応もなく、自転車をよけてメットや手袋、サングラスなど、身に付けているものを外しても、意識がないのです。側頭部から歩道に溜まるほど血を流す姿を見て、自分の顔から血の気が退くのが分りました。

119に場所を説明する間も動かぬ体を見て、これで終ったかと体が震えました。サイレンが聞える頃、頭を少し傾け、そしてうっすらと目を開けました。耳や鼻から内出血が溢れていないか見て、それが無いのを見て救急車の中へ。

行先を聞いて救急車を自転車で追う最中、思う事は「何とか大丈夫で..」という事だけでした。

出血個所の縫合のあと、直にCTとレントゲンを撮っていく頃には、少し話すようにはなっていましたが、先生いわく、何処で何が起きたかの記憶が全く無く、「今、私は何処にいるの」と聞くから、病院の場所を説明するが、それを記憶できないから何度も同じ事を聞くらしい。

待つ間、先生が脳神経外科の方であること、現場からこの病院までにいくつも病院があるのに、ここへ運んでくれた救急隊の方に感謝の気持が湧きました。

暫く経って先生に呼ばれた。 「CTの結果は頭の内部に大きな損傷は認められませんがくも膜下に出血が認められます」「記憶が欠落し、新しく記憶できないのが一過性の症状かを診る必要があります」「骨折などの検査もありますからこのまま入院して下さい」との言葉です。

頭の内部に大きな損傷が無いと聞いたとき、張りつめていた空気が、すーっと抜けて、思わず目が潤みました。

入院の準備や警察の検証、自転車の回収などを済ませると夕刻です。明日以降、どう変化していくか分りませんが、何とか大事に至らないよう願っています。

自分が勧めて、相方も気分よく自転車を好いていたけれど、「もう乗るのは嫌」と言えば、素直にそのようにしてあげようと思っています。

追伸、これを書いた後、夜半に会いに行って来ましたが、大分回復していて、事故前後のことは覚えていませんが、自分や身の回りの記憶は回復しています。からだじゅうが痛いと言いますが、それくらいは.....。

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2003年9月27日に通信簿に書いた内容そのままです。

相方は昨日退院できました。くも膜下出血は、今のところ生活機能に影響していないので、通院で縫合部や外傷の治療と同時に、経過観察をする事になりました。

頭部を強打して退院した人への注意書があって、それに書いてある項目に該当したら、すぐに病院へ来なさいとあります。

その9番目が「訳のわからない事を一度でも言った時」です。「ずっと前から訳の分らんこと言っとるけど、この場合どうすんねん」と突っ込むと、「今度で治ったんちゃうっ」と返して、すぐに「ピーチクパーチク」訳の分らんことを言うのです。 どーしようもないわぃ。


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被っていたメットのサイドに凹みがありますから役に立っていますね。 それでも、くも膜下出血ですから、被っていないと...。

転倒の原因は、雨を流し込む巾20cm、長さ2mくらいの鉄製の蓋にタイヤがはまり込んだようです。普通の蓋はタイヤ巾が入る隙間はありますが、長さが15cmぐらいでタイヤは喰い込みませんが、現場のは長さが長くて完全にはまり込む寸法です。

溝に前輪が喰いこんで、20km以上で走っていた体が、ジャックナイフ状態で前方に頭から地面に叩きつけられる状態だったと思います。

段差や溝は角度をつけて渡るのが普通で、20回以上もこの場所を通った事があるのに、今回はどうしたのでしょうね。本人はそのあたりの記憶が欠落しているので
...。
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